歴史
麒麟がくるの放送休止に伴い、過去の大河ドラマの振り返りをやっているのですが、前回の放送では「利家とまつ」が取り上げられていました。 www2.nhk.or.jp 2002年(平成14年)放送ということなので、ちょうど司法試験の勉強を始めたころに放送していたんで…
今月に入ってから一度もブログを更新していないというクレームがありました。 コロナ明けで色々と動き始めているためか、このところなんとなくバタバタとしています。 最近読んだ中で面白かったマンガがこれ。 「風太郎不戦日記」です。 風太郎不戦日記(1…
ここ数カ月間の内に読んだ中でもトップクラスに面白かった本をご紹介します。 本郷和人先生の「承久の乱」です。 承久の乱 日本史のターニングポイント (文春新書) 作者:和人, 本郷 発売日: 2019/01/18 メディア: 新書 数多くの一般向け著作も執筆し、現代の…
引き続き読書録。 葉室麟さんの「無双の花」です。 無双の花 (文春文庫) 作者:葉室 麟 発売日: 2014/07/10 メディア: 文庫 こちらの小説も主人公は立花宗茂。 「無双」というのは、立花宗茂が秀吉から「天下無双」と称えられたというエピソードがもとになっ…
引き続きGW中の読書録。 童門冬二さんの「小説 立花宗茂」です。 全一冊 小説 立花宗茂 (集英社文庫) 作者:童門 冬二 発売日: 2006/12/15 メディア: 文庫 今や世の中の歴史ファンの中で「大河ドラマの主人公にしたい戦国武将No1」の座にあると言っても過言で…
ずーっと前から気になっていたマンガを読みだしたら面白くて止まらなくなりました。 「アサギロ」です。 アサギロ~浅葱狼~(1) (ゲッサン少年サンデーコミックス) 作者:ヒラマツ・ミノル 発売日: 2012/09/25 メディア: Kindle版 テーマは新撰組。 幕末史…
久しぶりに大河ドラマを楽しく見ています。 ご存じのとおり、今年の主人公は明智光秀。 かの名作大河「太平記」の脚本を担当された池端俊策氏が脚本を担当するということで、期待しながら初回放送に臨みました。 そして、第3回まで視聴した結果、今年は通年…
ハリウッド映画の新作「ミッドウェー」が全米で公開されたみたいですね。 もちろん、題材は1942年にミッドウェー島を巡って繰り広げられたかの有名な「ミッドウェー海戦」です。 小学生の時、1976年に公開された映画「ミッドウェイ」を見てこの海戦に興味を…
渡邊大門氏による 関ヶ原の合戦は「作り話」だったのか 一次史料が語る天下分け目の真実 を読みました。 関ヶ原合戦は「作り話」だったのか 一次史料が語る天下分け目の真実 (PHP新書) 作者: 渡邊大門 出版社/メーカー: PHP研究所 発売日: 2019/09/14 メディ…
永らく積読状態となっていた山内昌之氏と佐藤優氏による対談本、「大日本史」をようやく読みました。 大日本史 (文春新書) 作者: 山内昌之,佐藤優 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2017/12/20 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る 「大日本史」と…
完全に投稿の時機を逸した感はありますが、もちろん読んでおります。 ヒストリエの最新巻(11巻)。 ヒストリエ(11) (アフタヌーンKC) 作者: 岩明均 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2019/07/23 メディア: コミック この商品を含むブログを見る ご存じない…
読んでいた歴史マンガ「レイリ」が完結しました。 レイリ 全6巻 新品セット (クーポン「BOOKSET」入力で+3%ポイント) 作者: 岩明均(原作),室井大資(漫画) 出版社/メーカー: 秋田書店 メディア: セット買い この商品を含むブログを見る このマンガ、原作・脚…
そろそろ来年の大河ドラマにむけた出版ラッシュが始まりそうな季節ですが、ちくま新書の新刊「明智光秀と本能寺の変」を読みました。 明智光秀と本能寺の変 (ちくま新書) 作者: 渡邊大門 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2019/08/06 メディア: 新書 この…
読んでいる歴史系マンガの一つ、チェーザレですが、ついに、ついに、約4年半ぶりに新刊が発売されました! チェーザレ 破壊の創造者(12) (KCデラックス) 作者: 惣領冬実 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2019/06/21 メディア: コミック この商品を含むブロ…
現在購読している歴史マンガで最も期待しているのは 新九郎、奔る! です。 (なお、同じく購読中の「風雲児たち」はもはやレジェンドなので、「期待値が高い」とかいう次元ではありません。) 新九郎、奔る! 1-2巻 新品セット 作者: ゆうきまさみ 出版社/メ…
当ブログでも言及したことのある歴史マンガ「風雲児たち」ですが、平成30年(2018年)元旦、三谷幸喜脚本でドラマ化されます!!! これを機にドラマの原作部分のみをまとめた特別編集版が出版されました。 風雲児たち?蘭学革命篇? 作者: みなもと太郎 出版…
最近衝動買いした本。 マンガで読む「応仁の乱」。 といっても、元は石ノ森章太郎版「マンガ日本の歴史」の第22巻です。 マンガ 日本の歴史〈22〉王法・仏法の破滅―応仁の乱 (中公文庫) 作者: 石ノ森章太郎 出版社/メーカー: 中央公論社 発売日: 1997/12/01 …
連休中の読書記録(その3)。 森山優氏の「日米開戦と情報戦」。 日米開戦と情報戦 (講談社現代新書) 作者: 森山優 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2016/11/16 メディア: 新書 この商品を含むブログ (5件) を見る 少し前に同じ著者の「日本はなぜ開戦に踏…
連休中の読書記録(その2)。 波多野澄雄氏による「幕僚たちの真珠湾」。 幕僚たちの真珠湾 (読みなおす日本史) 作者: 波多野澄雄 出版社/メーカー: 吉川弘文館 発売日: 2013/05/01 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 本の題名からすると、一見…
連休中の読書記録。 森山優氏の「日本はなぜ開戦に踏み切ったか」を読みました。 日本はなぜ開戦に踏み切ったか―「両論併記」と「非決定」 (新潮選書) 作者: 森山優 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2012/06/01 メディア: 単行本 クリック: 19回 この商品を…
世界史を勉強しようと決心し、「もういちど読む 山川世界史」を読んでみたが、はっきり言って、初学者が「もういちど読む 山川世界史」だけで世界史を理解するのは不可能!あまりにも知らない用語が多すぎる。この本は、あくまでも高校時代に山川世界史でし…
もういちど読む山川世界史/山川出版社佐藤優氏は、世界情勢を理解するためには、 資本主義 民族問題 宗教紛争についての教養が不可欠であるとし、それを踏まえた上で世界史をアナロジカルに理解することを提唱している。 ↓ ↓ ↓ 佐藤優「世界史の極意」を読み…
皆さんご承知のとおり、今年の大河ドラマは「花燃ゆ」。主人公は、吉田松陰の妹である。何度も報道されているとおり、視聴率低下に歯止めがかからないという状況のようであり、長年の大河ドラマファンとしては、このような状況は悲しくもあり、情けなくもあ…
軍師官兵衛、終わりました。そもそも「軍師」というイメージは後から作られたものではないか、という学者先生の指摘にもめげず、従来の「官兵衛」観を比較的尊重したストーリー設定。ご都合主義は相変わらずですが。。。俳優陣も良かったです。あえて一人だ…
先日、土佐高知を訪問した際、土佐藩主山内家の宝物館へ行きました。すると、山内家へ送られてきた年賀のあいさつ状が色々と展示されておりまして、とても興味深いものでしたので、ご紹介したいと思います。現代の年賀状のあいさつと言えば、明けましておめ…
黒田官兵衛 作られた軍師像 (講談社現代新書)/講談社渡邊大門氏による新書「黒田官兵衛 作られた軍師像」を読みました。著者の姿勢は、いつものとおり、「史料に忠実」な歴史解釈により手垢にまみれた通俗的歴史観に冷や水をぶっかけるというものです。私、…
敗者の維新史 (青春文庫)/青春出版社昨年、大河ドラマ「八重の桜」の副読本として紹介させていただいた「敗者の維新史 会津藩士荒川勝茂の日記」ですが、長らく絶版となっていました。このたび別の出版社から復刊されることになったようですので、再度ご紹介…
ミッドウェイ 特別版 [DVD]/ジェネオン・ユニバーサル先日の記事でミッドウェー海戦に触れたので、ついでにご紹介。題名そのまま、日米戦争の転換点となったミッドウェー海戦を描いた映画です。ドゥーリットル隊による東京空襲に始まり、日本機動部隊の壊滅…
つ、つ、ついに!!!BSプレミアムで独眼竜政宗の再放送が始まりました!(先週から)昨今の軟弱なお花畑大河とは一線を画す、名実ともに史上最高の大河。ワタシなんぞは、「大河の放送枠で独眼竜政宗の再放送をすればいいじゃない」、などとずっと言って…
久しぶりに映画館で映画を観ました。先日このブログでもご紹介した三谷幸喜さんの「清須会議」です。三谷幸喜監督としては、「ラヂオの時間」、「みんなのいえ」、「THE 有頂天ホテル」、「ザ・マジックアワー」、「ステキな金縛り」に続く第6作となりま…