岡弁(岡山県倉敷市の弁護士)ブログ

岡山県倉敷市で法律事務所を経営する弁護士(若手→中堅)が日々の雑感をつぶやきます。紛らわしいですが岡山弁護士会の公式ブログではありませんのでご了解ください(笑)

星亮一著「敗者の維新史 会津藩士荒川勝茂の日記」が復刊!

敗者の維新史 (青春文庫)/青春出版社


昨年、大河ドラマ「八重の桜」の副読本として紹介させていただいた「敗者の維新史 会津藩士荒川勝茂の日記」ですが、長らく絶版となっていました。

このたび別の出版社から復刊されることになったようですので、再度ご紹介させていただきます(ちなみに、私は著者とは何の関係もありません)。

荒川勝茂氏が私の血縁(高祖母の従兄)であるらしいことは以前にもご紹介した通りなのですが、私もこのことを昨年初めて知りました。

なぜこのことが判明したかというと、我が実家に残されていた曾祖父の手記に、曾祖父が荒川家を訪ねて行ったときのことが書き残されていたからです。

その際、勝茂氏の息子さんから、荒川家の立派な家系図を見せていただいたり(なお、我が家の家系図は戊辰の際に焼失したとされています)、「敗者の維新史」の元になっている勝茂氏の「明治日誌」についてもご教示いただいたようです。

曾祖父(高祖母の子)の手記には、会津を離れた斗南の地で生活していた高祖母が、会津の人と会うたび、必ず会津の現況について話し込んでいたということも書かれていました。

あらためて、ご先祖様は間違いなく会津藩の人だったのだなあと実感した次第です。

私も長い間会津を訪問することができていませんので、近いうちに必ず行きたいと思っています。

曾祖父の手記には、ご先祖様が会津時代に住んでいた場所も記されていたので、是非訪ねて行ってみたいです。

なお、「敗者の維新史」の元になっている「荒川勝茂 明治日誌」にも、ご先祖様が少しだけ登場します。

荒川勝茂・明治日誌/新人物往来社


幕末から明治初期にかけての会津藩史に関する貴重な文献ですので、幕末史に興味のある方はこちらも是非。



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