オススメ漫画「風太郎不戦日記」
今月に入ってから一度もブログを更新していないというクレームがありました。
コロナ明けで色々と動き始めているためか、このところなんとなくバタバタとしています。
最近読んだ中で面白かったマンガがこれ。
「風太郎不戦日記」です。
原作は山田風太郎の「戦中派不戦日記」。
昭和20年(戦時中)における医学生の日常が描かれています。
例えば・・・
毎晩のように空襲警報が鳴るので、すっかり感覚がマヒしていて、警報が鳴ってもどうせ来ないだろうと高を括っていること。
期末試験を憂鬱に思いながら、空襲が来ると無試験で合格とみなすというルールだったらしく、むしろ空襲が来てくれないだろうかと望んでしまう心境。
3月10日の東京大空襲の後には医学生として「冷静にアメリカ人を一人でも多く殺す研究をしよう」と決意したこと。
このような状況の中でも、映画を見たり、歌舞伎を見たり。
全く想像を絶する状況ですが、戦時下の学生のリアルが感じられました。
続刊が楽しみです。
早速、原作も購入しました。