岡弁(岡山県倉敷市の弁護士)ブログ

岡山県倉敷市で法律事務所を経営する弁護士(若手→中堅)が日々の雑感をつぶやきます。紛らわしいですが岡山弁護士会の公式ブログではありませんのでご了解ください(笑)

読書

欲しい本リスト(世界史)

皆さま、お久しぶりです。 抱えている仕事が少し落ち着いて(といっても、拘束時間が減っただけで仕事量は増えている・・・)、久しぶりにブログを更新する気になりました。 といっても、今日は手抜きです。 自分が買いたい本を備忘録として残しておくだけ(…

勢古浩爾「それでも読書はやめられない」を読みました。

去る筋から「今月は1回しかブログを更新していないではないか。誠に怪しからん!」というお叱りをいただいてしまいましたので、今月の内に慌てて更新します・・・ 前々からご紹介しようと思っていた本のご紹介です。読み終えてから少し時間が経っていますが…

オススメ漫画「風太郎不戦日記」

今月に入ってから一度もブログを更新していないというクレームがありました。 コロナ明けで色々と動き始めているためか、このところなんとなくバタバタとしています。 最近読んだ中で面白かったマンガがこれ。 「風太郎不戦日記」です。 風太郎不戦日記(1…

【超オススメ】本郷和人著「承久の乱」読了。

ここ数カ月間の内に読んだ中でもトップクラスに面白かった本をご紹介します。 本郷和人先生の「承久の乱」です。 承久の乱 日本史のターニングポイント (文春新書) 作者:和人, 本郷 発売日: 2019/01/18 メディア: 新書 数多くの一般向け著作も執筆し、現代の…

葉室麟著「無双の花」読了。

引き続き読書録。 葉室麟さんの「無双の花」です。 無双の花 (文春文庫) 作者:葉室 麟 発売日: 2014/07/10 メディア: 文庫 こちらの小説も主人公は立花宗茂。 「無双」というのは、立花宗茂が秀吉から「天下無双」と称えられたというエピソードがもとになっ…

童門冬二著「小説 立花宗茂」読了。

引き続きGW中の読書録。 童門冬二さんの「小説 立花宗茂」です。 全一冊 小説 立花宗茂 (集英社文庫) 作者:童門 冬二 発売日: 2006/12/15 メディア: 文庫 今や世の中の歴史ファンの中で「大河ドラマの主人公にしたい戦国武将No1」の座にあると言っても過言で…

福岡伸一「生物と無生物のあいだ」読了。

GW中の読書録。 福岡伸一先生の「生物と無生物のあいだ」です。 生物と無生物のあいだ (講談社現代新書) 作者:福岡 伸一 発売日: 2007/05/18 メディア: 新書 ひょんなことから読み始めた(コロナ騒動がきっかけではない)のですが、大変に面白かったです。 D…

おすすめ漫画「アサギロ」

ずーっと前から気になっていたマンガを読みだしたら面白くて止まらなくなりました。 「アサギロ」です。 アサギロ~浅葱狼~(1) (ゲッサン少年サンデーコミックス) 作者:ヒラマツ・ミノル 発売日: 2012/09/25 メディア: Kindle版 テーマは新撰組。 幕末史…

印南敦史「読んでも読んでも忘れてしまう人のための読書術」読了。

読書術など読書そのものに関する本もたまに読むのですが、これは最近読んだ本。 読んでも読んでも忘れてしまう人のための読書術 (星海社新書) 作者: 印南敦史 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2018/05/27 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る 半分く…

渡邊大門『関ヶ原合戦は「作り話」だったのか 一次史料が語る天下分け目の真実』読了。

渡邊大門氏による 関ヶ原の合戦は「作り話」だったのか 一次史料が語る天下分け目の真実 を読みました。 関ヶ原合戦は「作り話」だったのか 一次史料が語る天下分け目の真実 (PHP新書) 作者: 渡邊大門 出版社/メーカー: PHP研究所 発売日: 2019/09/14 メディ…

山内昌之×佐藤優「大日本史」読了。

永らく積読状態となっていた山内昌之氏と佐藤優氏による対談本、「大日本史」をようやく読みました。 大日本史 (文春新書) 作者: 山内昌之,佐藤優 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2017/12/20 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る 「大日本史」と…

岡田暁生「クラシック音楽とは何か」読了。

たまには音楽の本でも読んでみようかと思い。 岡田暁生氏の「クラシック音楽とは何か」を読みました。 クラシック音楽とは何か 作者: 岡田暁生 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2017/12/15 メディア: Kindle版 この商品を含むブログ (1件) を見る もともと…

池上彰×佐藤優「ロシアを知る。」読了。

ちょっと前に読んだ本です。 池上彰×佐藤優の「ロシアを知る。」。 ロシアを知る。 作者: 池上彰,佐藤優 出版社/メーカー: 東京堂出版 発売日: 2019/06/11 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 池上彰×佐藤優の対談本はこれまでもいくつか読んでい…

ヒストリエ最新作!(11巻)

完全に投稿の時機を逸した感はありますが、もちろん読んでおります。 ヒストリエの最新巻(11巻)。 ヒストリエ(11) (アフタヌーンKC) 作者: 岩明均 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2019/07/23 メディア: コミック この商品を含むブログを見る ご存じない…

岩明均原作「レイリ」完結!

読んでいた歴史マンガ「レイリ」が完結しました。 レイリ 全6巻 新品セット (クーポン「BOOKSET」入力で+3%ポイント) 作者: 岩明均(原作),室井大資(漫画) 出版社/メーカー: 秋田書店 メディア: セット買い この商品を含むブログを見る このマンガ、原作・脚…

渡邊大門著「明智光秀と本能寺の変」を読みました。

そろそろ来年の大河ドラマにむけた出版ラッシュが始まりそうな季節ですが、ちくま新書の新刊「明智光秀と本能寺の変」を読みました。 明智光秀と本能寺の変 (ちくま新書) 作者: 渡邊大門 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2019/08/06 メディア: 新書 この…

経済学のお勉強

老後資金2000万円を貯めるため、しばらくお休みしていた投資を再開しようと思い立ち、ここらで本格的に勉強しようとしてみたら、自分には経済学の基本的な素養が欠如している(特にマクロ経済学)ことに気づいたので、あらためて勉強し直すことにしました。 …

チェーザレ、約4年半ぶりの新刊!

読んでいる歴史系マンガの一つ、チェーザレですが、ついに、ついに、約4年半ぶりに新刊が発売されました! チェーザレ 破壊の創造者(12) (KCデラックス) 作者: 惣領冬実 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2019/06/21 メディア: コミック この商品を含むブロ…

期待の本格派歴史マンガ「新九郎、奔る!」

現在購読している歴史マンガで最も期待しているのは 新九郎、奔る! です。 (なお、同じく購読中の「風雲児たち」はもはやレジェンドなので、「期待値が高い」とかいう次元ではありません。) 新九郎、奔る! 1-2巻 新品セット 作者: ゆうきまさみ 出版社/メ…

「昭和天皇物語」第4巻を読みました。

コミック購読中のマンガ「昭和天皇物語」。 最新巻は第4巻です。 昭和天皇物語 (4) (ビッグコミックス) 作者: 能條純一,半藤一利,永福一成 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2019/06/28 メディア: コミック この商品を含むブログを見る この第4巻では、昭和…

「児玉まりあ文学集成」を読んでみました。

連続ブログ更新挑戦中。 私が読んでいるマンガのかなりの割合がグルメ漫画ということはこのブログでも触れたとおりですが、それ以外のジャンルの中で比較的多いジャンルの一つが文学系マンガです。 以前このブログでも紹介した「バーナード嬢曰く。」も文学…

「忘却のサチコ」読んでます。

読んでいる漫画の半分はグルメ漫画ですが、 最近読んで面白いと思ったのは 忘却のサチコ。 忘却のサチコ (11) (ビッグコミックス) 作者: 阿部潤 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2019/03/29 メディア: コミック この商品を含むブログを見る 最新刊は11巻で…

「バーナード嬢曰く。」新刊が出ました。

目下5本の指に入る好きな漫画と言っても決して過言ではない「バーナード嬢曰く。」の新刊が1年9カ月ぶりに出ました! バーナード嬢曰く。 (4) (REXコミックス) 作者: 施川ユウキ 出版社/メーカー: 一迅社 発売日: 2018/07/27 メディア: コミック この商品…

【ネタバレなし】今村昌弘「屍人荘の殺人」を読みました。

最近読んだ本のご紹介。 今村昌弘氏によるミステリー、「屍人荘の殺人」です。 屍人荘の殺人 Amazon 普段あまりミステリーは読まないのですが、 ・このミス(このミステリーがすごい!2018年版) ・週刊文春(ミステリーベスト10) ・本ミス(2018本格ミステ…

倉本一宏「戦争の日本古代史」を読みました。

最近読んだ本の紹介。 倉本一宏氏による「戦争の日本古代史 好太王碑、白村江から刀伊の入寇まで」です。 戦争の日本古代史 好太王碑、白村江から刀伊の入寇まで (講談社現代新書) Amazon 私が特定の分野について学びたいときにまず参考にする「家庭教師」を…

年末年始の読書記録

皆様、今さらですが明けましておめでとうございます。 いい加減更新しないとーと思い続けながら、今年はじめてのブログ更新。 普通なら今年の抱負などを述べるところですが、ひとまず忘れないうちに年末年始の読書記録を残しておきたいと思います。 もっと色…

全岡山市民必読! 藤井聡「クルマを捨ててこそ地方は甦る」を読みました。

最近読んでとても興味深かった本。 経済書なのに最初から最後まで共感しきりという珍しい本だった。 京都大学の藤井聡教授による クルマを捨ててこそ地方を甦る を紹介し、強く推薦したい。 クルマを捨ててこそ地方は甦る (PHP新書) 929円 Amazon 岡山市が真…

読書の秋(後編)

それでは「読書の秋」後編。 まずは… 御子柴善之「自分で考える勇気 カント哲学入門」 自分で考える勇気――カント哲学入門 (岩波ジュニア新書) Amazon アーレントやルソーをはじめ、あらゆるところに顔を出すカントの道徳哲学。 一度きちんと勉強しておく必要…

読書の秋(前編)

秋も深まりつつある今日この頃。 特にいつもより多く読んでいるわけでもありませんが、ここ2~3ヶ月以内に読んだ本を覚えている範囲で寸評とともに記録しておきたいと思います。 たまに備忘録でも残しておかないと、時間が経ったときに読んだかどうかもよ…

いとうせいこう×奥泉光「漱石漫談」を読みました。

日本の文学史上、特筆すべき文豪、夏目漱石。 今年は生誕150年ということで、様々な漱石関連書籍が出版されています(ちなみに、昨年は没後100年だったため、昨年からちょっとした漱石ブームとなっています)。 その中でも、ワタクシの一押しは、こちらの「…