2013-10-01から1ヶ月間の記事一覧
次に取り上げられたのは、請負人破産のケースにおいて、当事者間に違約金条項の定めがあった場合に、当該条項を破産法53条1項により解除した破産管財人に対して主張することができるかが問題となった判例です。この事例では、①請負人が請負人解除条項(注…
次に取り上げられた判例は、東京地裁平成21年1月16日判決。事例は、賃借人破産の場合において、破産管財人が破産法53条1項に基づいて賃貸借契約を解除した上、賃貸人に対して敷金返還請求をしたところ、違約金請求権との相殺が主張されたというもの…
先日、弊事務所が主催している恒例の判例勉強会がありました。今回の発表者は、当ブログの愛読者でもあるY先生でした。今回取り上げられた判例は、いずれも「破産法53条1項に基づく解除と違約金条項」に関連する判例でした。まず、一つ目の事例は、簡単…