岡弁(岡山県倉敷市の弁護士)ブログ

岡山県倉敷市で法律事務所を経営する弁護士(若手→中堅)が日々の雑感をつぶやきます。紛らわしいですが岡山弁護士会の公式ブログではありませんのでご了解ください(笑)

音楽

大河ドラマ「利家とまつ」振り返り。

麒麟がくるの放送休止に伴い、過去の大河ドラマの振り返りをやっているのですが、前回の放送では「利家とまつ」が取り上げられていました。 www2.nhk.or.jp 2002年(平成14年)放送ということなので、ちょうど司法試験の勉強を始めたころに放送していたんで…

指揮者イヴァン・フィッシャー

今日はイヴァン・フィッシャーという指揮者をご紹介します。 Wikipediaによると、1951年ブダペスト生まれ、ウィーンでかの有名なハンス・スワロフスキーに師事したとなっています。 ja.wikipedia.org ※ハンス・スワロフスキーはウィーンなどを拠点に活躍した…

【必見】ユジャ・ワンのトルコ行進曲変奏曲がカッコよすぎる!

Yuja Wang - Variations on the Turkish March (Odeonsplatz) 定期的に見たくなる動画の一つ。 ユジャ・ワン(Yuja Wang)のトルコ行進曲による変奏曲(Variations on the Turkish March)。 誰もが知っているモーツァルトの「トルコ行進曲」を変奏したもの…

メータが放つ円熟のオーラ

現在来日中のズービン・メータとベルリン・フィルですが、来日直前のベルリンでの定期公演(演目は一緒)がデジタル・コンサートホールにアーカイブ入りしました。 Bruckner: Symphony No. 8 / Mehta · Berliner Philharmoniker 巨匠メータは舞台に登場する…

岡田暁生「クラシック音楽とは何か」読了。

たまには音楽の本でも読んでみようかと思い。 岡田暁生氏の「クラシック音楽とは何か」を読みました。 クラシック音楽とは何か 作者: 岡田暁生 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2017/12/15 メディア: Kindle版 この商品を含むブログ (1件) を見る もともと…

指揮者テオドール・クルレンツィス

つい先日、今実演を聴きたい指揮者として ・キリル・ペトレンコ ・トゥガン・ソヒエフ の二人を挙げました。 nishigawa0323.hatenablog.com よく考えてみたら、もう一人聴きたい指揮者を忘れていたようです。 テオドール・クルレンツィス。 まずはこちらの映…

ハイティンク引退

巨匠ハイティンクが9月6日のウィーン・フィルとのコンサートを最後に引退しました。 ルツェルン音楽祭の公式チャンネルでブル7の最後2分程度を視聴できます。 なんか凄そうなコンサートなので、全編聴きたいです。 終演後、会場が一体となってマエストロを称…

キリル・ペトレンコ首席指揮者就任演奏会

Beethoven: Symphony No. 9 / Petrenko · Berliner Philharmoniker 待ちに待ったペトレンコの首席指揮者就任演奏会、デジタル・コンサートホールにアップされました!(YouTube公式チャンネルでもハイライトが公開されました) 翌日のブランデンブルク門での…

ペトレンコ&ベルリン・フィルの第九!!!

先日のペトレンコ&ベルリン・フィルのオープニングコンサート(ベートーヴェンの第九)。 デジタル・コンサートホールでの映像公開を心待ちにしているんですが、音源がすでに公開されていました! www.hr2.de ドイツのラジオ局?だと思いますが、全編聴取可…

新シーズン開幕!!

いよいよ新シーズンが開幕します。 と言っても、サッカーではなくベルリン・フィルの。 今度こそ本当に始まるペトレンコ時代の幕開けは、なんとベートーヴェンの第九。 ど真ん中直球しか待っていない主砲に対してど真ん中のどストレートで挑むような、なんと…

指揮者トゥガン・ソヒエフ

今どうしても実演を聴きたい指揮者を挙げろと言われれば、二人だけ。一人はキリル・ペトレンコ、そしてもう一人がトゥガン・ソヒエフです。 ペトレンコはベルリン・フィルの次期首席指揮者ですが、ソヒエフも客演の常連になっていますね。 こちらは昨年(201…

ベルリン・フィル来日公演!

今秋(11月)、ベルリン・フィルが来日するみたいですね。 ベルリン・フィルは何度も取り上げている世界最高のスーパーオーケストラです。 8月にはキリル・ペトレンコが首席指揮者に就任するので、ペトレンコが来るのかと思いきや、 客演でまさかのズービン…

ベルリン・フィル デジタル・コンサートホールの有料会員になりました。

世界最高のオーケストラ、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団はインターネットでコンサートの配信をしています。 それが、ベルリン・フィル デジタル・コンサートホール。 前々から存在は知っていましたが、何となく躊躇していて、ずっと登録していなかっ…

バレンボイム&シュターツカペレ・ベルリンのブラームスがとても良かった

酔っぱらった勢いでブログ更新しちゃうぞ~ 今日は音楽の話です。 最近聴いたバレンボイム&シュターツカペレ・ベルリン(ベルリン国立歌劇場管弦楽団)のブラームスには驚いた(良い意味で)。 ブラームス:交響曲全集 アーティスト: ダニエル・バレンボイム…

Bravo, Kirill Petrenko!!!

先日ブログで触れたベルリン・フィル2018/2019シーズンのオープニングコンサートですが、早速公式で映像公開されていました。 R.Strauss: ドン・ファン R.Strauss: 死と変容 前半2曲のR.Straussは期待どおりの素晴らしい演奏でした。 前任者Rattleとは別の方…

キリル・ペトレンコ時代の幕開け

ベルリン・フィル、いよいよキリル・ペトレンコ時代の幕が開けます。 オープニング・コンサートのプログラムは、 R.シュトラウス ドン・ファン R.シュトラウス 死と変容 ベートーヴェン 交響曲第7番 です。 実に良いプログラム。 「実に良い」というのは…

ハイティンクの円熟

ベルナルト・ハイティンクは、現代を代表するマエストロの一人ですが、先日ベルリン・フィルの公式チャンネルで公開されたハイティンクの最新ライヴ映像(ダイジェスト)を観て驚きました。 Mahler: Symphony No. 9 / Haitink · Berliner Philharmoniker も…

乃木坂関連記事のアクセス数がアップしていた理由

昨日のブログアクセス状況を見てみたら、 不自然に乃木坂関連記事(乃木坂46「きっかけ」の芸術性)へのアクセス数があったので、 原因を調べてみたら、 通りすがりの音楽ファンブロガーの方が触れて下さっていたみたいです(^^♪ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ とりあえず乃木坂4…

グスタフ・マーラー没後106周年

5月18日は、グスタフ・マーラーの命日だそうです。 ベートーヴェン以降最大の交響曲作曲家と評価されることもある作曲家。 人によっては、ブルックナーやショスタコーヴィッチを挙げる方もいるかな。 一番有名なのは、ヴィスコンティの「ベニスに死す」で使…

銀英伝はマーラーがお好き?

大変遅ればせながら、銀河英雄伝説(銀英伝)の小説版を初めて読んでみています。 なぜか周りに愛好者が多いので。 読んでみて分かりましたが、これは歴史小説あるいは政治小説なんですね。 弁護士になるような変人が中学生くらいのときにいかにも好きそうな…

キリル・ペトレンコ時代への大いなる期待

先日、ベルリン・フィルの公式チャンネルに、キリル・ペトレンコが次期首席指揮者に就任すると発表されてから初めて定期に登場した際の演奏会のダイジェスト版が載りました。 断片的な音源ではありますが、素晴らしい出来です。 さすがベルリン・フィル、指…

カラヤンのモーツァルト

音楽ネタを楽しみにされている方もたまにいらっしゃるようですので、今日はお気に入りのディスクをご紹介。 カラヤンのモーツァルトと言うと、一般的にはあまり評価しない向きもあるみたいなんですが、晩年に残したK334とK287の二つのディヴェルティメント(…

ジョルジュ・プレートル

1月4日、指揮者のジョルジュ・プレートルさんが亡くなられました。 個人的にとても好きな指揮者でしたので残念ですが、満92歳というお歳でしたので大往生と言って良いでしょう。 ニューイヤー・コンサートに登場するまで日本では比較的マイナーな指揮者…

ニューイヤー・コンサートのベスト

先日、今年のニューイヤー・コンサートについて取り上げたので、そのついでにオススメのディスクをご紹介。 まずは、ヘルベルト・フォン・カラヤンが、唯一ニューイヤー・コンサートに登場した際の1987年盤。 ニューイヤー・コンサート・ライヴ19871,851…

ウィーン・フィルのニューイヤーコンサート

先日、テレビを付けたときに、たまたま今年のニューイヤーコンサート(再放送)を放映していたので、本を読みながら観ていました。 クラシック音楽の世界で「ニューイヤーコンサート」と言えば、1月1日に毎年ウィーンのムジークフェラインザール(楽友協会…

モツレクの名盤

ちょっと前にモツレクの話をしたので、ディスクを紹介。 数多ディスクがリリースされている中で、どのディスクを紹介しようか迷いましたが、 個人的なお気に入りは、 アーノンクール×ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス と ブリュッヘン×18世紀オーケス…

ラトル&ベルリン・フィルのシベリウス交響曲全集

数ヶ月前に注文した ラトル&ベルリン・フィルのシベリウス交響曲全集 が到着しました~! 今回も素晴らしい出来です。 (ただし、2番シンフォニーのフィナーレなどをよく聴くと、ブラスのアンサンブルの乱れなどがあって、あれっ?と思ったりします。チェ…

フルトヴェングラーのブルックナー

Bruckner: Symphonies 4,5,6,7,8 and 9/Music & Arts長年、フルトヴェングラーの残したブルックナーの演奏に疑問を持ってきました。世上よく言われているように、クライマックス部分に向けたアッチェレランドなど、緩急の激しいテンポ設定に全く共感が持てず…

ラトル&ベルリン・フィルのシューマン交響曲全集

ラトル&ベルリン・フィルのベートーヴェン交響曲全集があまりにも素晴らしかったので、こちらも買ってみました。シューマンの交響曲全集。まだ子細に聴けてはいませんが、とりあえずの感想を。期待を裏切らない素晴らしい出来だと思います。ラトルらしい精…

乃木坂46「きっかけ」の芸術性

先日、乃木坂46の楽曲「君の名は希望」の持つ形式美について検討した。 nishigawa0323.hatenablog.com その記事の中でも予告していたとおり、本日は同じ乃木坂46の「きっかけ」について分析してみたい。 乃木坂46 『きっかけ』 きっかけ アーティスト: 乃木…