第73回中国地方弁護士大会
11月1日は、中国地方5県の弁護士会持回りで開催されている、年に一度の中国地方弁護士大会(通称:中弁大会)でした。
私は昨年度岡山弁護士会で中弁大会の担当副会長(兼中弁連理事)だったため、企画段階から深く関わっており、本番も主に運営側の立場で、なんとなく落ち着かない一日を過ごしました。
大会前に開催されるお約束のシンポジウムでは、通訳の問題を切り口にして外国人に対する法的サービスの問題が取り上げられました。
NHKのテレビカメラも取材に入っており、近いうちにニュースの特集コーナーで流れるようです。
大会における議案の審議は過去類例を見ないようなオンタイムの進行でした(もっとも、その他の挨拶コーナーで少し押しました・・・)。
他地域の弁連大会は通常シャンシャンだと思いますが、中弁大会は荒れに荒れることで全国的に有名で、さほど長くない私の弁護士人生の中でも過去何度も議案が否決されたのを経験しています。
大会の後は懇親会。
私は懇親会でお出しする日本酒を選定する係も仰せつかっており、どのようなお酒で中国5県の皆様をおもてなししようかと思いながら、酒屋さんとも協力して、岡山県産4種を含む14種の日本酒を取り揃えました。
概ね好評だったようです(ホッ
大会翌日は、温泉・酒蔵ツアー、将棋大会、登山、鉄道、ゴルフなど、それぞれが思い思いのイベントに参加し、楽しみました。
昨年度、山口会では中弁大会の縮小を図られ、それまで行われていた公式観光を行わないという決断をされましたが、本年度、岡山会では喧々諤々たる議論の末、このような「同好会の延長としての選択型イベント」というやり方を提案するに至りました。
全イベントで合計90名程度の会員が参加された模様で、結果的には大成功だったように思います。
私は将棋大会に参加しましたが、なんといっても今回の企画の目玉は菅井竜也七段との指導対局と座談会・懇親会。
菅井先生のいつもどおりの軽妙なトークでたくさん笑わせていただきました。
将棋好きな会員にとっては垂涎のイベントだったと思います。
さて、山口会によって提示されたクエスチョンに対する岡山会のアンサーはどのように受け取られたのでしょうか。気になるところです。