高等遊民
「デート」というドラマ(フジの月9)を見ています。
自称高等遊民(長谷川博己)とリケジョのエリート(杏)との恋愛ドラマなのですが、これが面白い。
ところで、皆さんは「高等遊民」という言葉を知っていますか?
死語ですかね。
大学等の高等教育機関で教育を受けていながらも、経済的に不自由がないために、読書などをして過ごしている人
のことです。
明治時代から昭和初期にかけて使われた言葉で、読書好きの方であれば、すぐに夏目漱石の「こころ」に登場する「先生」や、「それから」に登場する「長井大助」をイメージするはず。
ということで、久しぶりに本棚から引っ張り出してみました。
それから (新潮文庫)/新潮社
大まかなストーリーは覚えているのですが、あらためて読んでみると細部については全く記憶の彼方でした。
やっぱり名作文学は数年に一度読み直してみると面白いですね。
間違いなく前回読んだときとは全く違う印象を受けます。
そして、自分の成長あるいは感覚の変化がよく分かります。
逆に全く同じ印象を受けたのであれば、自分の感覚が変化していないことになるでしょうが、そんなことはたぶんあり得ないでしょう。
必ず、はっ!とする場面に巡り合うはずです。
それにしても、高等遊民、憧れますね。
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