ドラクエの音楽
ドラクエの音楽は、私にとって音楽の原点です。
小学生のときに聴いたN響版のサントラがなければ、オーケストラに興味を持つこともなかったかもしれません。
もし、オーケストラに興味を持つことがなければ、私の人生は全く違ったものになっていたことでしょう。
Ⅰ~Ⅳのサントラは、本当にテープが擦り切れるほど繰り返し聴きました。
それでオーケストラの楽器なんかも覚えた記憶があります。
小学生のときに、ピアノの楽譜も買ってもらって、色々弾いていました。
素朴で骨太の「Ⅰ」、アメリカンテイストの「Ⅱ」もそれぞれ良さがありますけど、やっぱり、「Ⅲ」と「Ⅳ」が最高です。
サントラにも、ロンドン・フィル版や都響版など、いろいろなバージョンが発売されていますが、思い出深いのはN響版。
N響版:交響組曲「ドラゴンクエストIII」そして伝説へ+オリジナル・ゲームミュージック/SME・ビジュアルワークス
N響版:交響組曲「ドラゴンクエストIV」導かれし者たち+オリジナル・ゲームミュージック/SME・ビジュアルワークス
お気に入りの曲は数多くありますが、特に好きなものをご紹介させていただくと、
まず、Ⅲの「おおぞらをとぶ」ですね。
不死鳥ラーミアの音楽です。
勇者たちを背に乗せて死地へ赴く孤独感が何とも言えません。
それから、Ⅲの「そして伝説へ」。
エンディングの音楽ですが、この名曲をバックに長い長い冒険の記憶が走馬灯のように巡る「あの」感覚はスペシャルなものです。
Ⅳの音楽も、いずれ劣らぬ名曲揃いですよね。とても紹介し切れません。
1作をワンセットとして見た場合、個人的には「Ⅳ」の音楽が白眉だと思っています。
特に戦闘シーンの音楽は、ドラクエ全作を通じての最高傑作と言ってよい出来栄え。
すぎやまこういち先生は偉大です。
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