岡弁(岡山県倉敷市の弁護士)ブログ

岡山県倉敷市で法律事務所を経営する弁護士(若手→中堅)が日々の雑感をつぶやきます。紛らわしいですが岡山弁護士会の公式ブログではありませんのでご了解ください(笑)

今日の一枚 フルトヴェングラーの「ザ・グレイト」

シューベルト:交響曲第9番/フルトヴェングラー(ヴィルヘルム)


今日はフルトヴェングラーの「ザ・グレイト」をご紹介します。

フルトヴェングラーは、現在でも評論家のアンケートで名指揮者ランキングを作ると必ずトップ争いをすること間違いなしの伝説的名指揮者です。

残念ながらフルトヴェングラーはステレオ録音を残していないのですが(たぶん)、晩年のモノラル録音は比較的音質も良好で、フルトヴェングラーの音楽の素晴らしさの一端を今に伝えてくれるものです。

ちなみに、「ザ・グレイト」というのはシューベルトの残した最後の交響曲で、昔は交響曲第7番と呼ばれ、その後ちょっと前までは交響曲第9番と呼ばれていたのですが、現在では交響曲第8番と呼ばれることが多いみたいです。

フルトヴェングラーの指揮するオーケストラは、本当に「いい音」がします。
どのようにいい音なのか具体的に説明することは中々難しいのですが、コクがあって、しかも純度の高い高級ヴィンテージ・ワイン(飲んだことがないので、想像)みたいな音とでも表現すればいいでしょうか。

このような音をオーケストラから引き出すには、相当綿密なリハーサルによって、技術面だけでなく、プレイヤーの内面にまで、深く指揮者の考えている音楽を浸透させることが不可欠といえるでしょう。

曲の解釈云々は別にして、フルトヴェングラーの紡ぎ出す「いい音」を是非一度お試し下さい。心に潤いを与えてくれること間違いなしですよ!

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