判例勉強会 in にしがわ綜合法律事務所

さて、昨日の夜は恒例の判例勉強会に参加しました。
ほぼ月１回のペースで開催している勉強会も６回目となり、軌道に乗ってきた感じです。

各回のテーマは、発表担当者が自分でチョイスすることになっているのですが、
今回のテーマは、「マンション管理組合の紛争に関する判例」でした。

多くのマンション管理組合は、管理費の滞納という問題を抱えています。

管理費の滞納があった場合、最終的には、区分所有法という法律に基づいて、区分所有権（部屋の所有権）の競売請求をすることになりますが、今回はそれにまつわる各種の判例が取り上げられました。

ひととおり発表が終わった後、参加者間で自由に意見交換が行われます。
直接取り上げられた判例に関する意見交換だけでなく、その場で思いついた付随的な問題についても討論がなされたりします。

私も修習生時代には友人とファミレスで何時間も激論を交わしていたのですが（ファミレスのお姉さんごめんなさい）、意外にも、実務に出てからは、特定の問題を突き詰めて議論する場が少ないものです（ちなみに、裁判所での議論はあくまでも依頼者の利益のためのものであって、不偏不党の立場で真理を追究するための議論とは異なります）。

そんな中にあって、こういった勉強会は、特定の問題について自由に意見交換ができる場として貴重です。

今後、この勉強会をより良いものにしていくため色々と考えているところです。


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