山口刑法総論を衝動買い。
このほど最高裁判事に就任された山口教授の刑法総論を衝動買いしてしまいました。
たまには体系書をきちんと読んでみようかな~と思ったのと、前々からいわゆる山口説について勉強してみたいと思っていたのとで、最高裁判事就任を機についつい購入してしまいました。
山口教授と言えば、私が司法試験受験生の頃、司法試験考査委員を務められており、「実行行為概念を否定する」という特異な見解を主張されている(と当時は言われていた)ということで、一世を風靡していました。
※後で確認したところ、私の司法試験受験期間は、山口教授が司法試験考査委員を退任した後でした。
そのころ、受験業界には山口説をそれなりに理解している人材が不足しており、山口ゼミのゼミ生などは予備校に重宝されていたと思います。
たしか、予備校の採点バイトの応募の際に山口説の答案を採点できるかというチェック項目もあったような。
ところで、この山口刑法総論ですが、第2版の出版が平成19年のようなので、私が受験生だった時代にはまだ初版しか出ていなかったんですね。
今回の第3版のはしがきを読むと、第2版以降もかなり重要な改訂が行われているようです。
これから毎日これを少しずつ読むのを日課にしようかな(^^♪
にほんブログ村
岡山県 ブログランキングへ
岡山の弁護士 にしがわ綜合法律事務所の公式ウェブサイトはこちら