加藤廣「信長の棺」読了。
信長の棺/加藤 廣
¥1,995
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ずっと読もうと思っていた本をようやく読みました。
いわゆる歴史ミステリーですが、どこまで「証拠」に基づいているのかよく分かりません。
小説の難点はそこです。
職業病なのか、歴史ミステリー物を読んでいても、書かれた事実にどのような証拠があるのかが気になってしまいます。
証拠があると、無意識のうちに証拠の信用性を考えてしまいます。
裁判所が行っている事実認定の手法で歴史ミステリーを書いてみたら面白いんじゃないかとずっと思っているのですが、自分でそれをするだけの能力はないので、元裁判官の方が退官後に趣味で執筆してくれることを期待。
本書については、続編を読まないと全体像が分からなそうなので、続編を早速買ってきました。
また気が向いたときに読んでみることにします。
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