岡山バッハカンタータ協会&新イタリア合奏団
友人が出演するということで、コンサートへ行ってきました。
曲目は、
J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲 第2番 ホ長調
J.S.バッハ:カンタータ Nr.150
ヴィヴァルディ:フルート協奏曲 ニ長調「ごしきひわ」
ヴィヴァルディ:キリエ
ヴィヴァルディ:グローリア
というもの。
ヴィヴァルディの宗教曲なんて、滅多に演奏されることがないマニアックな演目ですよね。
場所は、岡山大学鹿田キャンパス内にある、
Junko Fukutake Hall
でした。
こちらは初めての会場でしたが、コンサートホールとして建てられたものではないと思いますので、音響的にはかなり疑問。
最初のヴァイオリン協奏曲について。
コンマスの方がソロを弾いていましたが、いい感じで(ここ重要)適当!
これは練習か?と感じさせてくれるような、ゆる~い演奏でした。
それでいて、悪い意味での「いい加減」というほどのものではない。
ここっていうところは、きっちり締めてくるし。
むしろ、なんだか「いい味」が出ている(気がする)。
演者の個性なのか、はたまたイタリア人気質のなせる業か、などと下らないことを考えながら聴いていました。
コンサート後、同行者と話をしたら、同じ感想を持っていたみたいです。
ところでこの1曲目、チラシ上のプログラムでは、バッハのドッペル・コンチェルト(二つのヴァイオリンのための協奏曲)になっていました。
2日間の内、わざわざこちらのプログラムの日のチケットをお友達に取ってもらって、楽しみにして行ったのですが、プログラムノートを見たら別の曲になっていましたとさ。
しかも、当日のアナウンスも一切なし。
主催者、なめてんのか?
どうせ分かんね~だろ、とでも思われたんですかね。
たしかに、気づいてない人もいそうな雰囲気でしたが。。。
曲目変更自体はたまにあることですから仕方ないとは思いますが、一言お詫びのアナウンスでもしたらどうなんですか?
「携帯電話を切ってください」みたいな小学生向けのアナウンスをしてる暇があるなら尚更ね。
合唱はいつものとおり上手かったです。
惜しむらくは、声量のバランスの悪さ。
人数比からいって仕方ないのですが、バスは2倍、テノールは1.5倍必要だと思います(ついでに言うと、アルトも1.2倍くらいになると丁度良いかも)。
バランスが改善されれば、色々なことが相乗効果的に良くなって、劇的に変わること請け合いです。
なかなか練習も大変なようなので、仕事をしながら続けられる方が少ないのかもしれません。
今度、ブラームスのドイツ・レクイエムを演奏するそうですので、今から楽しみです!
良い曲なんですよね~。
オケはいつものとおり岡山フィルですかね?
もしそうであれば、大幅増強が要りそうです。
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