第2回AbemaTVトーナメント決勝!
昨日、民放各局は午後8時からどこも参院選の特番でしたが、ド頭の議席数予想を確認した後は、AbemaTVの将棋チャンネルに変更。
ついに第2回AbemaTVトーナメントが終わりました。
決勝は、以前ご紹介したとおり、
前回優勝者の藤井七段、早見え早指しの第一人者といっても過言ではない糸谷八段の対局は、手に汗握る素晴らしい決勝戦となりました。
結果は、藤井七段の優勝。
もともと終盤力には定評のある藤井七段、解説していた神(羽生先生)も言っていましたが、相手玉の詰み筋がよく見えるということは、自玉の詰み筋もはっきりと見えるということなんだな、ということがよく分かりました。
今回の対局でも、1対1で迎えた最終局の終盤、藤井七段が一見すると非常に「恐い」(普通に考えたら自玉が詰みそうなのでしないような)受け方をして、攻めのスピードを上げた局面があったのですが、これも自玉に詰みがないことを読み切っていたのでしょうね。
薄氷の薄さと自分の体重を短時間で正確に計算し、沈まないと読み切ったうえで堂々渡っていくという将棋。
痺れます。
結果、糸谷八段の猛烈な追い込みを退けて、しっかりと間違いなく詰ませました。
恐るべし。
結論:藤井くんの終盤力は神レベル。