秋の行事ラッシュ～其の壱 - 岡弁（岡山県倉敷市の弁護士）ブログ

毎年、９月ころから１０月にかけて、弁護士会ではイベントラッシュとなります。

まずは、９月１４日（金）に下関市で行われた中国地方弁護士大会。

例年より一月ほど早い日程でした。

シンポジウム、大会、懇親会がセットで行われるのが通例です。

中国地方弁護士大会は、議事が荒れることで全国的に有名。

２～３年に一度くらいのペースで議案が否決されますが、今年はすべて可決されました。

シンポジウムは、菅野和夫先生による労働法の講演でした。

菅野和夫先生のお名前を知らない弁護士はおそらくいないと思います。

労働法の権威。

先生の労働法の体系書はソコソコ分厚い本なので、業界では「もはや鈍器」（凶器の一種の意）と言われています。

弁護士なり立ての頃、労働案件を多数扱う部署に配属されたので、ボスからの最初の指令は「菅野労働法を隅々まで熟読しろ」というものでした。

菅野先生のご尊顔を拝し奉ったのは初めてでしたが、同行した東京大学出身の弁護士は学生時代に講義を聞いていたとのこと。

さすが最高学府。

せっかく下関まで行ったので、自主的に「ふく」も食べてきましたよ。

帰り道、少し門司に立ち寄りました。

とても雰囲気のある駅舎。