「大人のための恐竜学」を読みました。
子供の頃は恐竜についてとても興味を持っていて、色々な恐竜の名前を覚えたりしていたのですが、最近あまり恐竜に触れる機会が無かったので、ふと思い立ってこちらの本を手に取ってみました。
小林快次 監修 土屋健 著 大人のための「恐竜学」
です。
この本を読んでみて驚いたことの一つ目は、本書の最初に出てくる「恐竜」の定義です。
皆さんご存知ですか?
トリケラトプスと鳥類の最も近い共通祖先から生まれたすべて
というのが、現在の学術的な定義だそうです。
つまり、鳥は学術的には恐竜ということです。
私が小さい頃は、鳥は恐竜の親戚と教わったように記憶しているのですが、子供を混乱させないための配慮だったんでしょうか。
(もしくは本当にここ最近で判明した学術的成果なのかな?)
そこで、近年の恐竜関連本のお約束として、世間一般でいう「恐竜」については、「鳥類以外の恐竜」と正確に説明することになるようです。
そして、「鳥類以外の恐竜」の一般的な説明としては
体の下に足が真っすぐ伸びた爬虫類
ということになるそうです。
なるほどー
トカゲなどは足が横に出ているので、恐竜に当たらないんですね。
そして本書を読んで驚いたことの二つ目。
プテラノドンは恐竜ではない
そうです。
理由は足が体の下に真っすぐ伸びていないから。
へえー
今までずっとプテラノドンは恐竜だと思って生きてきました。
岡山の某商店街でも、プテラノドンの模型は恐竜という前提で紹介されていたような…。
ちなみに、プテラノドンは恐竜と非常に近縁の「翼竜」という種類になるとのこと。