岡﨑匡史「文系大学院生サバイバル」を読みました。
岡﨑匡史氏による「文系大学院生サバイバル」を読みました。
もし転職するとしたら学問の道に進みたいと半分本気で思っているのですが、なかなかチャンスが訪れないのでとりあえず本を読んで妄想を膨らませています(笑)
本の内容は、博士号取得に向けた論文作成術や論文投稿術から学内政治の話まで、かなり実用的な処世術を含みます。
著者によれば、学問の世界は「魑魅魍魎たる輩が跋扈する世界」だそうです。
必ずしも全てが著者の言う通りではないとしても、そういう一面は間違いなくあるんだろうな、と想像。
とはいえ、社会においてある程度まとまった人数が集まるところには多かれ少なかれそのような話ってありますよね。
地位とか名誉についての政治に興味のない人にとっては、ただただ迷惑でしかないっていう。
某日本ナントカ連合会でも数年に一度会長選挙なるものが行われるんですが、選挙前になると全然知らん弁護士からやたら電話がかかってくるんですよ。
めちゃめちゃ業務の邪魔です。
おっと、話が脱線してしまいましたが、学問の道をこれから志そうと思っている高校生や大学生は参考までにこの本を読んでみられたらいかがでしょうか。
どんな業界でも「負」の部分というのはありますからね。
いざ業界に入ってみてから「こんなはずじゃなかった!」と言っても、「潰しが効かない」ということになりかねませんので。