ものすごくストレスフルな起案
最近気づいたんですけど、控訴理由書の起案ってもの凄くストレスフルじゃないですか?(すいません業界内輪ネタです)
控訴理由書を起案するためには敗訴した原判決を何度も読まなくちゃいけないですよね。
それだけでもストレスフルなのに、原判決への反論などを起案しているうちに、あまりにも非常識な原判決への怒りが沸々と湧いてきて、夜も眠れないなんてことになったり。
感情の赴くままに文章を書こうものなら、2行に1回くらい××とか書きそうになります。
世間ではどう思われているか知りませんが、恐ろしく非常識な裁判官も残念ながら存在すると言わざるを得ません。
一例を上げると、私がこれまで出会った裁判官の中には、銀行の窓口が午後3時で閉まることを知らない人がいました。
その程度の社会常識も知らないで、どうやってエラそうに事実認定するんでしょうか。
これはほんの一例ですが、知識の有無が問題なんじゃなくて、社会人として当然身につけておかなきゃいけない(一般社会で生活している人なら誰でも知っているような)経験則を持ち合わせていない裁判官がいるっていうことなんですよ。
エリートとして社会から隔絶された環境で純粋培養されると、こういう人たちが出てきちゃうんですよね。
(多くの方が言っていることではありますが)やはり法曹一元が望ましいというのが私の昔からの持論です。
まずは弁護士としてキャリアを積み、酸いも甘いも嚙み分け、一法曹として高い評価を受けているような方が裁判官になっていただきたいものです。
もちろん、非常に頭が良くて社会常識も持ち合わせている素晴らしい裁判官もたくさんいらっしゃいますので誤解の無きよう(お世辞でもなんでもなく)。
すいません、愚痴でした。。。