依頼者さんからの贈り物@５周年

ハッピーな形で依頼案件が終了した依頼者さんから贈り物をいただきました！





職業柄、贈り物をいただく機会も多いのですが、やはりハッピーな解決になった後にいただく贈り物は至高です。


この仕事をしていて一番つらいのは、法律専門家の目から見てかなりハッピーな解決のように見えても、必ずしも依頼者さんがハッピーとは限らない場合があるということ。

例えば、プロの目から見れば、相手から受けた請求が認められる可能性が十分にある場合に、頑張って低額の支払いでの和解に持ち込んだとしても、依頼者さんは「ビタ１文払いたくない」と思っている場合などですね。

この場合、弁護士視点からすると、かなりハッピーな解決なのですが、本人は請求棄却で当然と思っているので、請求棄却でもそれほど感謝されませんし、低額での和解などお勧めしようものなら、あたかも弁護士の力不足が原因かのような因縁をつけてくるかもしれません。

ぶっちゃけた話、そのようなワガママな人種は相手にしたくないのですが、行きがかり上どうしても依頼を受けざるを得ないような場合もありまして・・・。


話がだいぶ脱線してしまいましたが、依頼者さんにとってハッピーな解決になって、それを感謝していただいたときは最高です。


気づけば、今日で事務所を開設してから５周年。

一つの節目に過ぎませんが、幸先の良い日となりました。

今年度は、事務所の結束力がより一層問われる年になりそうです。

　「総じて武勲を誇らず、功を人に譲るは武人の高風とする所なり。他の栄達を嫉まず己の認められざるを恨まず、省みて我が誠の足らざるを思ふべし。」

という言葉が「戦陣訓」にあるそうですが、たとえ良い判決をもらってもその功を誇らず、たとえ悪い判決をもらっても反省の心を忘れることなく、常に謙虚な気持ちでまた１年間頑張っていきたいと思います。



にほんブログ村



岡山の弁護士　にしがわ綜合法律事務所の公式ウェブサイトはこちら