ベルリン・フィルの次期音楽監督がついに決定!
当ブログで何度か取り上げてきたベルリン・フィルの次期音楽監督ですが、
あっけなく決まりました!!
5月のコンクラーベの際には結論に達せず、1年以内に決定するとのことだったので、もっとゆっくり決めるものだと思っていました。
音楽ファンなら当然知っていると思いますが、
キリル・ペトレンコ!
に決まったそうです。
当ブログでも一度取り上げた指揮者です。
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正直、驚きですね。
良い意味で。
さすが、ベルリン・フィル。
もし、ちまたで最右翼と考えられていた
アンドリス・ネルソンス
とか
グスタボ・ドゥダメル
に決まっていたら、
とうとうベルリン・フィルもポピュリズムに堕したか。。
安易な道を選んでしまったなあ。
などと残念な気持ちになるところでした。
ベルリン・フィルは、やはり意欲的なオーケストラです。
すでに世界最高のクオリティーを持ちながら、常にさらなる前進を求めるという偉大な意思をはっきりと感じられる人選だと思いました。
「さすが」と言った理由はここにあります。
この感覚は、カラヤンの後継にアバドが選出されたときと似ているのかもしれません(予想)。
当時、アバドを後継に選出するという決定は意外性をもって迎えられたようですが、後から振り返ってみれば、これ以上の人選は無かったように思います。
キリル・ペトレンコという指揮者がどういう個性を持っている指揮者なのか、今のところ情報が少なすぎてよく分からない(ほとんど音源が無い)のですが、ベルリン・フィルの公式チャンネルでなどで見る限り、近年珍しいと言ってよいほど雄弁かつ濃厚な演奏を志向するタイプに見えます。
カリスマ性を感じます。
指揮台の上から放出される尋常でないアウラ。
ちょっと想像してみただけですが、この選択は良い化学反応を生むのではないでしょうか。
とにかく就任披露演奏会が楽しみです!
マーラーとかR.シュトラウスなどの後期ロマン派の演目で、ベルリン・フィルの機能性を最大限まで解放した近年稀に見るような暑苦しくて濃い~演奏を期待。
ちなみに、私は他に候補者として
クリスティアン・ティーレマン
ダニエル・ハーディング
パーヴォ・ヤルヴィ
の3名を取り上げていました。
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ティーレマンは政治的な理由で早々に候補者から脱落したと伝えられており、後の二人も個人的には好きな指揮者ではありますが、ラトルの後継としては、オーケストラに新しい風を吹き込むという感じでも無かった(大雑把に言うと音楽の方向性が似ている)ので、たぶん無いだろうなと思っておりました。
負け惜しみではありません(笑)
ちなみに、ネルソンスとドゥダメルは元々無いだろうなと思っていましたよ。
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というわけで、当ブログの定番テーマとなっていた、ベルリン・フィルの次期音楽監督シリーズも、これにて無事に打ち止めとなりました。
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