指揮してみたい曲 其之壱~マーラーの交響曲第9番
目の前に山積みされた仕事の息抜きとして、好きなことを書きます。
お題は、「指揮してみたい曲」。
今後、シリーズ化して好きなことを書きまくってやろう(かつ、ブログの更新回数を稼ごう)という計画です。
まず、初回にお届けする曲は、当ブログでも何度も登場している(と思われる)
グスタフ・マーラー作曲 交響曲第9番
です。
何と言っても、名曲中の名曲。
これほどまでに「切実」な曲は、音楽史上「稀有」といって過言ではないでしょう。
なぜこの曲をチョイスしたのかという理由には色々あるのですが、上演の際に一つやってみたいことがあるのです。
それは、終楽章の後半から徐々に照明を落としていって、最期の音が消えゆくところで、ほとんど真っ暗にしてしまうということ。
実はこのアイディア、アッバードがすでにやっているんで、二番煎じなんですけど…。
アッバードがルツェルンで上演したときは、完全に音が消えてから、拍手が起こるまでに1分以上沈黙が続いたという伝説があります(というか、映像が残っています)。
ベルリン・フィルのプレイヤーも、アッバードとの想い出を語る中で、最も印象に残っているコンサートとしてマラ9の共演を挙げていました。
凄まじい緊張感だったと。
そんな演奏、生で聴いてみたいですね!
もっと言うと、自分でそんな演奏ができたら最高ですね!
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