備中高松城水攻め展に行ってきました。
岡山城秋季特別展「黒田官兵衛の奇策 備中高松城水攻め」に行ってきました。
それほど大層な展示ではありませんが(失礼!)、歴史好きにとっては、ちょっとした展示でも楽しさ100倍です。
ご存知の通り、今年は大河ドラマで「軍師官兵衛」をやっていますが、ここ岡山の盛り上がりはイマイチ。
結構縁があるんですけどねえ。
幕藩体制下において、黒田家は福岡藩に封じられるわけですが、「福岡」の地名は黒田家の出身地でもある「備前福岡」(現在の岡山県瀬戸内市)から取られているんですよ。
皆さん、ご存知でしたか?
備中高松城の話に戻りますが、歴史好きにとっては超が付くほど有名なお城。
かの本能寺の変が起こったとき、羽柴秀吉が備中高松城を水攻めしている最中だったからです。
城主清水宗治が切腹して開城することになったのですが、その辞世が出色なのです。
個人的に大好きな句で、いつも暗誦させていただいています。
浮き世をば
今こそ渡れ
もののふの
名を高松の
苔に残して
命より名を重んじた武士らしい一句ですよね。
このような覚悟を持つことができたとき、人は一番力強く生きることができるのではないでしょうか。
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