岡弁(岡山県倉敷市の弁護士)ブログ

岡山県倉敷市で法律事務所を経営する弁護士(若手→中堅)が日々の雑感をつぶやきます。紛らわしいですが岡山弁護士会の公式ブログではありませんのでご了解ください(笑)

カラヤン評~没後25周年

ブルックナー:交響曲第7番/ユニバーサル ミュージック クラシック


25年前の今日、20世紀を代表する偉大な指揮者、ヘルベルト・フォン・カラヤンが亡くなりました。

ザルツブルク郊外の自宅で、親交のあった大賀典雄さん(当時、ソニー社長)と談笑中に、突然心停止となったそうです。


カラヤンほど多くの「アンチ」を生み出した音楽家は珍しいでしょう。

その音楽については、何だかよく分からない抽象的な精神主義を信奉する自称評論家たちから、「外面的」「素人受け」などという多くの理由なき罵声が浴びせられてきました。

カラヤンを批判しなければ音楽通と認められない」といったような、極めて滑稽な感覚が流布していたことも間違いありません。


しかし!

カラヤンほど多くの「玄人」たちを惹きつけた指揮者もまた珍しいと思います。

ベルリン・フィルのスタープレイヤーたちも、カラヤンのリハーサルがある日は緊張していたと聞いたことがあります。

カラヤンがヨーロッパの音楽界を席巻したことは、理由のないことではないのです。

多くの玄人たちを惹きつけることができたために、多くのオーケストラや歌劇場のポストに招かれたわけで、これをカラヤンの「政治力」などという言葉で片付けることはナンセンスと言わざるを得ません。


今日ご紹介する1枚は、膨大な録音を残したカラヤンの正真正銘ラスト・レコーディング。

文句なしの名演奏です。

嗚呼、只管美しい。。。




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