岡弁(岡山県倉敷市の弁護士)ブログ

岡山県倉敷市で法律事務所を経営する弁護士(若手→中堅)が日々の雑感をつぶやきます。紛らわしいですが岡山弁護士会の公式ブログではありませんのでご了解ください(笑)

コートジボワール戦寸評

ザックジャパン初戦、コートジボワール戦がありました。

すでに色々な人が色々なところで色々なことを言っているとは思いますが、私なりの感想を一応述べておきたいと思います。


私の感じた日本の敗因は・・・

①ミスが多すぎる

②想定以上にコンディションが良くない

③メリハリのない守備

ドログバが異次元過ぎた

という4点でした。


①ミスが多すぎることについて

当たり前のことですが、ミスは即座にピンチを招きます。
したがって、ミスを最小限に止めなければならないということは当然ですが、コートジボワール戦では非常にミスの多さが気になりました。
もっとも、これは次のコンディションの悪さと無関係ではないと思われます。


②想定以上にコンディションが良くなかったことについて

ある程度のコンディションの悪さについては想定していたとは思いますが、想定以上にシビアなコンディションだったのではないでしょうか。後半10分で足が止まり、直後、立て続けに失点しました。
別会場のイタリアvsイングランド戦でも、普段そのようなことが滅多にない超一流選手たちが次々と足をつっていました。
特に雨が降るようなコンディションの場合、湿度が想像以上に体力を奪っていると想像されます。
アフリカ勢などと比べれば残念ながらフィジカル面で劣る日本代表にとっては、コンディションの悪さも勝敗に大きく影響したと言わざるを得ないでしょう。


③メリハリのない守備について

日本代表の現在のスタイルは、「攻め勝つ」というものですが、効率的な攻めは効率的な守りを前提とします。
残念ながらコートジボワール戦での日本の守備は、メリハリがなく中途半端で、どのような意識でやっているのかよく分かりませんでした。
守備のスイッチが入らない、というか、どこで守備のスイッチを入れるべきかについてのコンセンサスがないままズルズルとやられてしまっているように感じました。


ドログバが異次元過ぎたことについて

ドログバという選手が超一流のFWであるということについては、試合前から分かっていたことですが、想像以上でした。
まさに「ピッチの空気が一変した」、そのような表現がしっくりくるような圧倒的な存在感でしたね。
失点シーンはいずれも日本の左サイドからのクロスでやられたわけですが、「ドログバに気をとられた」ことが原因であることははっきりしています。
たしかに、ドログバの中央突破も怖いですが、日本代表の守備において速いクロスへの対応に難があることは分かっていたはずなので、相対的にはやはりサイドを空けるリスクの方が高いと判断すべきでした(結果論かもしれませんが)。
どんなに中央が怖くても、サイドの球の出所を抑えない限り、守り切ることは極めて困難です。
長友選手にとっても悔いの残る場面だったと思います。


泣いても笑ってもあと2戦。
勝敗も大事ですが、もっと「日本らしい」サッカーをやり切って欲しい。
結果は自ずと付いてくる、と思います。


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