一発屋
今、日本で「一発屋」といえば、スギちゃんを置いて他にないと思いますが、クラシック音楽の歴史にも「一発屋」として名を残した作曲家がいます。
ピエトロ・マスカーニもその一人でしょう。
マスカーニは、19世紀後半から20世紀前半に生きたイタリアのオペラ作曲家ですが、20代後半で作曲した「カヴァレリア・ルスティカーナ」というオペラで歴史に名を残しました。
もっと言うと、このオペラの中の「間奏曲」という3分半の曲のみによって、その名は燦然と輝き続けるでしょう。
クラシック音楽を良く知らない人でも、多くの人が一度は耳にしたことのあるであろう、名曲中の名曲です。
ここでは、カラヤン指揮ベルリン・フィルの名盤を紹介しておきます。
オペラ前奏曲、間奏曲集/ユニバーサル ミュージック クラシック
こういった小品に関しては、カラヤンは本当にうまいです。
カヴァレリア・ルスティカーナの間奏曲については、他の演奏を聴く必要は全くありません。
これを聴いて「音楽っていいな~」と思えない方は、クラシック音楽とは無縁の方ですので、もう聴くのは止めた方が良いでしょう。時間の無駄ですから。
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