マルタ・アルゲリッチ
Piano Concerto 3 (+ Tchaikovsky: Piano Concerto 1)/Argerich
¥1,481
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天才ピアニスト、音楽の化身、それがマルタ・アルゲリッチです。
中学生のとき、音楽の先生にアルゲリッチを薦められて購入したのがこのディスクでした(当時は、チャイコフスキーのコンチェルトのみ収録されていました)。
そのときの感動を今も忘れていません。
彼女の演奏は、力強さ、繊細さ、そして天才的な閃きに満ちあふれています。
カップリングのラフマニノフも、同曲のベスト1といっていい出来ばえです。
昔は別々に1曲ずつ販売されていたものですが、今では一緒になって千円ちょっとで買えるなんて、ジャパネットたかたもビックリの超お買い得盤です(私はそれぞれ別々に持っていたのに、カップリング盤も買っちゃいました)。
以前、アルゲリッチがN響と競演したとき(指揮は元夫のシャルル・デュトワ)、テレビでショパンのコンチェルトを見ましたが、舞台姿が完全に音楽と一体化していました。
舞台上での彼女の表情を見ていると、どのように音楽を感じているのかが手にとるように分かる気がします。
舞台姿が芸術の域に達している音楽家は、アルゲリッチのほかにはカルロス・クライバーが挙げられる程度ですかね(私見)。
元夫婦であるアルゲリッチとデュトワの微妙な距離感も見ていてなんだか微笑ましかったです。
NHKさん、是非あの映像をブルーレイで発売して下さい(たぶんハイビジョンで撮影しているはず)。