岡弁(岡山県倉敷市の弁護士)ブログ

岡山県倉敷市で法律事務所を経営する弁護士(若手→中堅)が日々の雑感をつぶやきます。紛らわしいですが岡山弁護士会の公式ブログではありませんのでご了解ください(笑)

音楽

ラトル&ベルリン・フィルのベートーヴェン交響曲全集

ベートーヴェン:交響曲全集 [ ラトル ]価格: 13356 円楽天で詳細を見る ラトル&ベルリン・フィルによるベートーヴェンの交響曲全集がようやく手元に届きました。まだ全部を聴き終えたわけではありませんが、一部を聴いただけでとてつもない名盤だと確信し…

乃木坂46「君の名は希望」の形式美

先日、欅坂46の「サイレントマジョリティー」に関するプチ楽曲分析を書いてみた。今日は、同じ坂道シリーズということで、乃木坂46の超名曲「君の名は希望」について書いてみたい。 君の名は希望(DVD付A) アーティスト: 乃木坂46 出版社/メーカー: SMR 発売…

欅坂46の「サイレントマジョリティー」が凄い。

サイレントマジョリティー(TYPE-A)(DVD付) アーティスト: 欅坂46 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックレーベルズ 発売日: 2016/04/06 メディア: CD この商品を含むブログ (20件) を見る 本日取り上げるのは、欅坂46のサイレントマジョリティー。女性のデ…

出版企画「クラシック一年生」

先日、「ワイン一年生」という本を紹介しました。↓ ↓ ↓ ↓ ↓おすすめ本「ワイン一年生」この本を読んでいてふと思ったのは、クラシック音楽の入門書でこういうテイストのモノを出版したら面白いんじゃないかということです。クラシック音楽に興味を持っている…

アーノンクールの「ドイツ・レクイエム」

ブラームス:ドイツ・レクイエム/SMJ本日取り上げる一枚は、 アーノンクール×ウィーン・フィルの「ドイツ・レクイエム」です。先日アーノンクールの訃報に接したこと、また、先日たまたま「ドイツ・レクイエム」の実演に触れる機会に恵まれたことから、この一…

メトロポリタン・オペラの「トゥーランドット」

音楽ファンのブログ読者向けに「トゥーランドット」ネタでもう少し引っ張ってみる。「まだオペラというものを観たことがないけど、観てみたい。オペラ入門者におススメのディスクは何でしょう?」という方に是非おススメしたいのが今日の一枚。メトロポリタ…

ブルガリア国立歌劇場岡山公演「トゥーランドット」を観てきました。

久しぶりの芸術鑑賞。ブルガリア国立歌劇場による「トゥーランドット」を観に行った。意外にも(と言うとかなり失礼なのだが、あまりにチケットが安いので少し不安だった)、とても良かった。特に感心したのは、オーケストラの巧さである。さすが、本場ヨー…

就寝前にマタイ受難曲を。

音楽ネタを楽しみにされている読者の方もいらっしゃると聞き及びましたので、たまには音楽ネタを。最近、就寝前に「マタイ受難曲」を少し聴いてから布団に入るというのをたまにやっています。こうすると、昂った精神が落ち着いて、睡眠の質が高まるような気…

ラトル×ベルリン・フィルのスター・ウォーズ!

当ブログを開設してから早4年3ヶ月が経過しました。最初のころ、どんな記事を投稿していたのかご存知の方は少ないでしょう。実質的な初投稿記事は、スター・ウォーズでした。(なお、形式的初投稿記事は「事務所開設!」です。)飛行機の中でかかっていた…

ベルリン・フィルの次期音楽監督がついに決定!

当ブログで何度か取り上げてきたベルリン・フィルの次期音楽監督ですが、あっけなく決まりました!!5月のコンクラーベの際には結論に達せず、1年以内に決定するとのことだったので、もっとゆっくり決めるものだと思っていました。音楽ファンなら当然知っ…

指揮者を目指そうと思ったきっかけ~カラヤンの「運命」

私がもともと指揮者を目指して勉強していたということは何度も申し上げているとおりですが、そのきっかけとなったものがこちらの映像。当時、中学生だった私は、学校の音楽の授業で勉強したベートーヴェンの「運命」に感動し、近所のヨーカドーにあった新星…

アンドリス・ネルソンスはベルリン・フィルの常任指揮者に選ばれるか?

ベルリン・フィルの人事で盛り上がっているついでに、アンドリス・ネルソンスという指揮者について書きたいと思います。アンドリス・ネルソンス(Andris Nelsons)は、ベルリン・フィルのラトル後継人事において、ティーレマンやドゥダメルと並んで最右翼と…

ベルリン・フィルの音楽監督人事。まさかの…

昨晩は世界中の音楽ファンがベルリン・フィルの音楽監督人事でやきもきさせられたのではないでしょうか。当ブログでも何度か取り上げたサイモン・ラトルの後任を決定するための選挙が実施されたのですが、な、なんと、、11時間に及ぶ討論の末、結論に至ら…

ラトル後任人事続報

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団は、2015年3月2日、2018年に任期を終える芸術監督サー・サイモン・ラトルの後任について、5月11日にメンバーの投票で決定すると発表しました。↓ ↓ ↓ ↓ ↓http://www.berliner-philharmoniker.de/en/news/detail/election-o…

ベルリン・フィル常任ポストの後継レース

某音楽雑誌に掲載されていた記事によると、ベルリン・フィルはサー・サイモン・ラトルの後継として、グスタボ・ドゥダメルアンドリス・ネルソンスキリル・ペトレンコの3名に候補を絞り込んでいるとのこと(ソースは不明)。ドゥダメルとネルソンスの名前が…

バッティストーニ/東京フィルの「ローマ三部作」

レスピーギ:ローマ三部作/日本コロムビア最近購入したディスクです。指揮者のアンドレア・バッティストーニは、1987年生まれとのことですので、現在27歳と思われます。私が現在注目している若手指揮者の一人。この録音を少し聴いただけで、素晴らしい…

岡山バッハカンタータ協会&新イタリア合奏団

友人が出演するということで、コンサートへ行ってきました。曲目は、J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲 第2番 ホ長調J.S.バッハ:カンタータ Nr.150 ヴィヴァルディ:フルート協奏曲 ニ長調「ごしきひわ」ヴィヴァルディ:キリエヴィヴァルディ:グロ…

指揮してみたい曲 其之壱~マーラーの交響曲第9番

目の前に山積みされた仕事の息抜きとして、好きなことを書きます。お題は、「指揮してみたい曲」。今後、シリーズ化して好きなことを書きまくってやろう(かつ、ブログの更新回数を稼ごう)という計画です。まず、初回にお届けする曲は、当ブログでも何度も…

ベルリン・フィルの次期芸術監督を勝手に予想。

ベルリン・フィルといえば、名実ともに世界最高のオーケストラとして有名ですが、現在の芸術監督であるサー・サイモン・ラトルは、2018年でポストを退任することがすでに発表されています。そうなると、世界中の音楽ファンの注目が、次期芸術監督の人選…

中国地方弁護士大会でピアノ(2)

前回は1曲目の「糸」を公開しましたが、実はもう1曲演奏しました。いきものがかりの「ありがとう」です。大サビ前の「ダイナミック転調」部分がいろいろと難しかった…。聴けば聴くほどアラが目立ってきますので、みなさん多数回のリピートはご遠慮ください…

中国地方弁護士大会でピアノ(1)

先日、年に一度の中国地方弁護士大会が開催されました。今年の主催地は岡山。大会後の懇親会では、主催地の弁護士会が趣向を凝らした企画を行います。今年は、若手弁護士を中心とした合唱団がメインでしたが、それとは別に私も少し協力させていただきました…

「八重の桜」オープニングテーマについて。

本日の記事については、実は昨年末に草案を書き上げていたのですが、今さら放置されていた原稿を完成させました。「八重の桜」のオープニングテーマについての評論です。***************************************私は、大河ドラマのオープニングテーマ評論家…

ドラクエの音楽

ドラクエの音楽は、私にとって音楽の原点です。小学生のときに聴いたN響版のサントラがなければ、オーケストラに興味を持つこともなかったかもしれません。もし、オーケストラに興味を持つことがなければ、私の人生は全く違ったものになっていたことでしょ…

クラウディオ・アバドのラスト・レコーディング

ブルックナー:交響曲第9番/ユニバーサル ミュージック久しぶりの音楽ネタです。今日ご紹介するのは、“伝説の”名指揮者クラウディオ・アバドのラスト・レコーディングです。曲目は、ブルックナーの交響曲第9番(通称ブル9)。当ブログではお馴染みの演目で…

カラヤン評~没後25周年

ブルックナー:交響曲第7番/ユニバーサル ミュージック クラシック25年前の今日、20世紀を代表する偉大な指揮者、ヘルベルト・フォン・カラヤンが亡くなりました。ザルツブルク郊外の自宅で、親交のあった大賀典雄さん(当時、ソニー社長)と談笑中に、突…

岡山フィル/岡山バッハカンタータ協会の「ヨハネ受難曲」を聴きに行ってきました。

先日、友人が出演するということで、岡山フィルハーモニック管弦楽団の特別演奏会J.S.バッハ作曲「ヨハネ受難曲」を聴きに行ってきました。指揮は、岡山フィル首席指揮者のハンスイェルク・シェレンベルガー。ヨハネ受難曲は、マタイ受難曲、ミサ曲ロ短…

巨星墜つ!

本当はブログを更新している場合ではないのですが、どうしても書かなければなりません。今週、世界中の音楽ファンを悲嘆させる出来事がありました。当ブログにも何度か登場した「現役最高の指揮者」、クラウディオ・アバド氏が亡くなったのです。まずは過去…

史上最高の描写音楽~ショスタコーヴィチの交響曲第11番

ショスタコーヴィチ : 交響曲 第11番「1905年」/BMGインターナショナル今日ご紹介するのは、ショスタコーヴィチの交響曲第11番。ショスタコーヴィチは一般的に「ショス」(まれに「タコ」)と略します。ショスタコーヴィチの交響曲第11番は「ショス11…

アバド/ルツェルンFOのコンサートを視聴しました。

先日、BSプレミアムで今年のルツェルン音楽祭のオーケストラコンサートを放映していました。指揮はクラウディオ・アバド、演奏はルツェルン祝祭管弦楽団。曲目は、ブラームス 悲劇的序曲シェーンベルク グレの歌(抜粋)ベートーヴェン 交響曲第3番「英雄…

オーケストラを指揮しました。

この土日、高校からのオーケストラ仲間の結婚式に参列するため、東京に行っていました。お相手も同じオーケストラの後輩ということで、二次会でオーケストラ演奏をするということになり、私が指揮をさせていただきました。といっても、ぶっつけ本番というこ…